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THE NORTON SINGLES gathering

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2011年 02月 20日

M30 タイヤのチェック

さて、ガーダーネタから離れて、前後のタイヤでも見てみましょう。
まずは2シーズン使用中のリアタイヤから…




M30 タイヤのチェック_a0078796_2115411.jpg
 こんな感じに溶けてます。
リアはAVON GP(350-19)のレースコンパウンド&BorraniのWM2。ここ3~4年はサーキット走行が多いので、やはり磨耗が激しいです。
 タイヤのカスも付着して取れませんが、コレもしょうがないですね。
 クラシック用としては高価なタイヤですし、ボクのようなヘッポコには必要無いのかもしれませんが、せめてタイヤくらいは良いモノを…という考えでずっとこのタイヤを使っています。
 現行車のレースタイヤなんてコレの何倍もしますから安いと解釈すべきかもしれませんね。 
 まぁ安心と安全と下手さ加減をカバーしてもらうために使っているようなものですが、今まで無事故・無転倒なので、その役割は十分に果たしてもらっています。

このタイヤは意外と長持ちするので、今シーズンはこのままで大丈夫でしょう。






 同じパターンでノーマルコンパウンドのAVON GPもありますが、タイヤから油が滲んでくるモノがあるみたいです。この症状はノーマルコンパウンドだけで、レースコンパウンドでは発生しません。
 ボクのCS-1がこのタイヤなのですが何回拭いても滲んできます。危険ですし不気味です。
 他にも同様の症状のAVON GPがあったとのコトですので、ロット上の問題なのかもしれません。
 
 当初はボクのタイヤだけか?とも思ったのですが、もしそうだとしたら怪談ですね。
…でも放置中の今も拭いても拭いても真黒な油が滲んできます。買って3年以上にもなるのに…やっぱり不気味です。
 まだ1000キロも使っていないし、もったいないのですが、キモチ悪いので再び走らせる時には交換しましょう。

 続いてフロントは…
M30 タイヤのチェック_a0078796_21202095.jpg

フロントはAVON Speedmaster Mk-Ⅱ300-21にアクロンのWM1。コレもレースコンパウンドで、サイドウォールに「For Racing Purposes Only Not For Highway Use」の刻印があります。

 コチラは昨年6月に交換後、菅生と富士を2回ずつ走っただけなので、まだこんな状態です。
ただし昔ながらのパターンで溝も浅いので、スグにスリップサインが出ます。特にボクのM30は重量車なので、なおさら減りが早い気がします。
 更にこのタイヤはオゾンクラックも入り易く、2年程でクラックが入ってダメになる場合もあります。

 使えばスグにスリップサインが出て、使わなくてもオゾンクラックが発生するので、乗っても乗らなくても2年が目安になります。

 非常にもったいないですが、やはり安心&安全&ヘタさのカバーのためには、しょうがないです。

 溝もあり、オゾンクラックは無いので、当面はこのままで、来年の今頃に交換を視野に入れるコトになりそうです。

 ちなみにチューブやリムバンドもタイヤ交換時に併せて交換していますが、普通の市販品を使っています。他のもっと速い方達もどうやらそのようです。バーストしたというハナシも聞かないですね。
 空気圧は前後1.8㎏/㎥にしています。フツーのバイクより低めですが、このテのバイクはコレくらいが標準みたいです。

 今回は以前にタイヤネタで少し盛り上がったコトがあったので、自分が今使っているタイヤについてちょっと詳しく書きました。何かの参考になればと思います。

 次はブレーキをチェックしましょう。

by the_norton | 2011-02-20 22:42 | Routine maintenance


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